これがペルー沖縄県人会だ!
これがペルー沖縄県人会だ!
ハイサイ!
そして、オ~ラァ~!
ペルーからの旅日記でーす。
実はね~、7月22日は僕、誕生日だったんですよ~。まさか海外で誕生日を迎えるなんて思ってもみなかったなぁ~。
取材中、ペルー沖縄県人会長の嵩原さんからケーキもいただきました!ありがとうこざいます!!(うれしかった~)
ペルーで迎える寒い誕生日(ペルーは今、真冬)。不思議な感覚で面白かったな~。いや~、いい体験をさせてもらってます。
42才、今、青春真っ只中(笑)!海外のウチナンチュ達と結をむすんで楽しんでおりまーす。(現在、頭の中は終始、BEGINの「国道508号線」と、山川まゆみさんの「ゆい、ゆい」が交互に流れてます!)
さてさて、ペルーの沖縄県人会館に行って来たよぉ~。
ペルーは沖縄の人が多くて約10万人いる日系人のうちの7割がウチナンチュと言う事です。
すごいね。沖縄はいつも少数派だけど、ここでは多数派。
ってか人数に限らず世界のウチナンチュはその県民性と人柄で、どの地域でも信頼を勝ち取り、その場所で確固たる位置を築いています(各国に行って見ればその事がすぐ分かります)。
そしてそれを表すかの様にペルー沖縄県人会館の敷地と建物の広くて立派な事。もうあまりの広大さに口あんぐりの目からウロコ!
もうね、もうね、駐車場の広さからして半端ないんすよ。何百台も停められるな。ここは北谷町美浜の町営駐車場か!と思ってしまいました。
うんでもって中に入ったら、一階はレストランと1000人規模のホールが完備されてます。このホールではコンサートやイベント(県人会単位のものは勿論、各市町村の村人会、郷友会のものも行われてます)、ニービチ(結婚式)に使われてるそうです。二階は用途に合わせて大小色々な会議室などがあるぞ。別な場所には武道場・琉球舞踊の稽古場もあります。
そして驚くのはここから。なんと自前のサッカー場もあるんですね~。サッカー場ですよ、サッカー場。
更にテニスコート、ゲートボール場に、極めつけはオリンピック規定サイズのプールまで完備してるんだな。
あぎじゃびよい!(驚いた時の感嘆詞)
もうね、案内されてる途中でここは県人会館なのか?スポーツクラブなのか?分からなくなってしまいました。
一瞬、簡保レクセンター?って錯覚しましたよ。
41年前に沖縄県人会と沖縄県の支援で土地を手に入れたという事です。当時は周りは畑だらけだし、あまりにも郊外だったという事で、周りから何かしらのクレームが出たそうですが、今は逆にこれだけの施設を持ってる日本の団体はどこにもないらしく、内外で評価が高まってます。
このエピソードからもウチナンチュの先見の明や努力の賜物が伺えるよね。
現沖縄県人会長のルイス・嵩原さんはおっしゃいます。「ウチナンチュ以外の沖縄に興味がある人も会員に入れる様にして(役員に選出する事は除く)、プールも夏には一般解放し沖縄県人会館の間口を広げたい。将来的にはこの敷地内に診療所を作りペルーへの社会貢献もどんどんしていきたいと思います。もうそういう時代です」。
この将来へ向けての展開と計画性。そしてアグレッシブさ。素晴らし過ぎます。
こうやってペルーに貢献する事で、またウチナンチュの地位が確立され、ひいては沖縄への評価が高まる様な気がします。もちろん沖縄とペルーの絆も更に深まるよね。
沖縄にいるウチナンチュにとっても誇らしいし、励みになるんじゃないでしょうか。
沖縄に住んでる僕らはもっともっと頑張らねば。
でも嵩原さん始め沖縄県人会の皆さん、肩に力が入ってるって感じじゃないんだよね。ペルーで生きてるウチナンチュとして当たり前に人生を歩んでる。そこにはたくさんの苦労を重ねてきたけど、それを引っくるめての今。ウチナンチュ同士で手を繋ぎ助け合ってここでの生活を楽しんでる。
そんな感じがします。
ちなみに嵩原会長のルーツは大宜味村喜如嘉。そしてなんと、ペルー日系人協会の会長・山城晃さんのルーツも大宜味村喜如嘉。さらには日系人協会婦人部会長のカヨ子・兼城さんも大宜味村喜如嘉出身。
今、ペルー日系人の間では密かに、大宜味村喜如嘉ブームが到来してるぞ!
喜如嘉の皆さんスゴいですね。ブナガヤパワーです!(笑。ブナガヤとは沖縄の木に住む妖精。大宜味村はブナガヤの里として有名)。
皆さん、ペルーに行きましょう!日系人協会に行けばウチナンチュがいっぱい。沖縄県人会館に行けばもっとウチナンチュがいっぱいいるぞ。
ペルーはウチナーパラダイスだぁ~!
みんなで広げよう、ペルーとウチナーの…
「結!!」